渋谷正訓議員が二葉小学校の統合について…
「新発田市立小・中学校の望ましい教育に関する基本方針の見直しについてであります。社会的な少子化傾向と本市のまちづくりの実践からしても少子化傾向には歯どめがかからず、特に市の郊外での度合いが、その減少が大きくなっております。また、市街地の一部でも人口ドーナツ現象と称しましょうか、少子化が進み、各学校区内の児童生徒数の減少が続いております。その対応策として、教育委員会では教育制度等検討委員会を設置し、5月に市立小中学校の望ましい教育環境に関する基本的な考え方をその実現方法の検討委員会の結果を受け、整備に向けた市の基本方針を決定いたしました。そして、それを受け、その具体的方策を現在教育委員会では現地、該当地域の説明会を行っております。私もその方針について幾つかの疑問があり、そして昨年の12月議会でも質問いたしましたが、その際、基本方針作成までの審議経過、現在の1学級上限数40人制度の問題や小学校の統廃合問題が子供の教育上、生涯学習や地域のコミュニティ活動への影響等を質問いたしました。その心配が今回開催されている現地での、あるいは地域での説明会で浮き彫りになったわけであります。以下、基本方針の見直しの必要性や、もっと多くの論議が必要であると受けとめ、今回も幾つかの点について質問いたします。
第1点には、基本方針をもとにした現地、地域説明会を実施していますが、現在までの実施状況について、概要で結構でありますから、説明してください。特に具体的な対応策として、小学校統合地域における説明会についてお聞きいたします。その中に二葉小学校区、外ケ輪小学校区等での説明状況をお聞かせ願いたいと思います。私も説明会に参加いたしました。地域の関係者、PTA等の意見要望等が非常に多くあり、多くの方が理解を得ていない現状と受けとめました。同時に、私も幾つかの疑問から、現状の方針のままでは反対であり、推進できない、そういった受けとめであります。教育委員会としては説明会後の方針変更があり得るのか、お伺いいたしたいと思います。
第2点目に、平成22年8月27日に文部科学省が平成23年から30年の8年間で40人学級を見直し、35人学級の実現をする新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画が出されていますので、近い将来、35人学級や30人学級への移行が考えられます。ぜひとも少なくとも35人学級制を追求し、1クラスの人数変更も含め、基本方針の見直しを求めるものであります。
第3に、学校区等を検討するに地域別検討委員会、組織の立ち上げがうたってあります。これは、学校の統廃合を前提とした組織であります。学校区ごとの立ち上げをするならば、地域住民の十分な説明と方向性の理解が得られた後、立ち上げることを提案いたします。
最後であります。第4に、統廃合にかかわる学校施設、例えば給食調理場等があります。この際、その建設に当たって、あるいは利用形態に当たっては市の独自校の施設管理運営を求めます。また、平成32年度を目途とした基本方針ならば、財政的な問題、耐震化対策、学校施設、通学路、学校給食等々、市長部局との協議や県教育委員会との協議が進めなければなりません。そういった事項の今後のスケジュール等を含め、お聞きしながら、第1回目の質問を終わります。」
第1点には、基本方針をもとにした現地、地域説明会を実施していますが、現在までの実施状況について、概要で結構でありますから、説明してください。特に具体的な対応策として、小学校統合地域における説明会についてお聞きいたします。その中に二葉小学校区、外ケ輪小学校区等での説明状況をお聞かせ願いたいと思います。私も説明会に参加いたしました。地域の関係者、PTA等の意見要望等が非常に多くあり、多くの方が理解を得ていない現状と受けとめました。同時に、私も幾つかの疑問から、現状の方針のままでは反対であり、推進できない、そういった受けとめであります。教育委員会としては説明会後の方針変更があり得るのか、お伺いいたしたいと思います。
第2点目に、平成22年8月27日に文部科学省が平成23年から30年の8年間で40人学級を見直し、35人学級の実現をする新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画が出されていますので、近い将来、35人学級や30人学級への移行が考えられます。ぜひとも少なくとも35人学級制を追求し、1クラスの人数変更も含め、基本方針の見直しを求めるものであります。
第3に、学校区等を検討するに地域別検討委員会、組織の立ち上げがうたってあります。これは、学校の統廃合を前提とした組織であります。学校区ごとの立ち上げをするならば、地域住民の十分な説明と方向性の理解が得られた後、立ち上げることを提案いたします。
最後であります。第4に、統廃合にかかわる学校施設、例えば給食調理場等があります。この際、その建設に当たって、あるいは利用形態に当たっては市の独自校の施設管理運営を求めます。また、平成32年度を目途とした基本方針ならば、財政的な問題、耐震化対策、学校施設、通学路、学校給食等々、市長部局との協議や県教育委員会との協議が進めなければなりません。そういった事項の今後のスケジュール等を含め、お聞きしながら、第1回目の質問を終わります。」
二階堂市長
「新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針の見直しについてのご質問にお答えいたします。私は、福祉、教育、そして地元産業の育成を公約に掲げました。その中の教育は市政の大きな柱であると考えており、教育の充実については積極的に取り組んでまいりたいと考えております。しかし、全国平均を上回るペースで進む当市の少子化に対し、教育委員会で策定いたしました新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針における小学校の統廃合は、将来的には避けて通れないものと考えております。また、近々の課題であります学校の耐震化につきましても、事は児童生徒の生命にかかわることでありますので、最優先の課題として取り組んでまいります。この基本方針は、時代に即し、教育的視点に立った、子供たちにとって望ましい教育環境の実現を目指すものでありますが、何よりも市民の皆様のご理解が不可欠であると考えておりますことから、今後とも各地域を初め市民の皆様へさらに丁寧な説明に努めるよう指示してまいります。」
渋谷議員
「教育委員会の関係であります。今ほど答弁をいただきました。地域の説明会、とりわけ本丸中学校区というふうなことでおっしゃられておりましたが、現在のところ、皆さんの答弁された基本方針に基づく食い違いというか、そういったものが余りないなというふうなお話であったようでありますけれども、実際私も3回ぐらいの説明会がそれぞれあったわけなんでありますが、全部出るわけにはいきませんけれども、2回の会場について私は出ました。率直に言って、1つは大きな問題としては、具体的に申し上げますけれども、二葉小学校区ではこれから6年、少なくても6年、これは保障されるわけなんですけども、1学級20人制の市の示す方向で合致しているのに、なぜ統合しなきゃならないかと。それは、いみじくも外ケ輪小学校等々の減少、そしてあわせて二葉小学校の耐震性、これがクローズアップしたために、その対応としての合併じゃないかと、統合じゃないかというふうに受けとめる方が非常に多いわけであります。そういったものが現状として継続するならば、やはり耐震性も含めて二葉小学校等々を改築、あるいはそういった対応をすべきじゃないかというのが率直な意見としてあるんじゃないかと私は受けとめております。そういったことをもう少し教育委員会のほうでは受けとめの視点、こういったものをやっぱり積みながらやっていかなきゃならん、これがまず見解を改めてお聞きしたいこと。
それから、検討委員会の組織の立ち上げでありますけれども、これは答弁の中では、説明会等々、そして地域の皆さんがそれを受け入れると、あるいは納得を得ると、その後で立ち上げるというふうなことが今の答弁として返ったというふうに私は受けとめるわけなんでありますが、そういったことはやっぱり前提でありますんで、いま一度その辺について明確な答弁をお願いしたいと思います。」
それから、検討委員会の組織の立ち上げでありますけれども、これは答弁の中では、説明会等々、そして地域の皆さんがそれを受け入れると、あるいは納得を得ると、その後で立ち上げるというふうなことが今の答弁として返ったというふうに私は受けとめるわけなんでありますが、そういったことはやっぱり前提でありますんで、いま一度その辺について明確な答弁をお願いしたいと思います。」
教育長職務代理者
「渋谷正訓議員の新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針の見直しについてのご質問にお答えいたします。
初めに、基本方針説明会実施経過概要についてであります。各学校への説明会の実施状況につきましては、耐震化や複式学級解消など優先的に取り組むべき学校区から、町内会や区長会、PTAなどにご協力いただきながら実施し、今年度中に全地区を終わらせる予定にしております。これまで実施いたしました説明会におきましては、基本方針に一定のご理解をいただいている地域はあるものの、学校がなくなることについての心配や寂しい思いが強く、地域コミュニティの醸成や廃校をどのように利用するか、また通学支援などについてどのように解決していくかが課題であると受けとめております。
本丸中学校区での経過についてでありますが、二葉小学校区ではPTA役員、保護者、町内会を通しての全体説明の後、各地区への説明会を実施しております。また、外ケ輪小学校区では、地域に入っておりませんが、PTAの役員の皆様に説明をいたしました。二葉小学校区では、学校統廃合について理解を示す声がある一方、基本方針との整合性に対する疑問や耐震化要望、統合による学校生活、通学、伝統文化、地域衰退の不安といった声が多く聞かれている状況であります。今後の対応といたしましては、現時点で出されておりますご意見等について、誤解の部分もあると思われますことから、丁寧にお答えしながら、疑問や不安の解消に向け、話し合いを進めてまいりたいと考えております。
次に、少なくとも35人学級制を追求し、1クラスの人数変更も含め、基本方針の見直しが必要であり、方針変更を求めるについてであります。文部科学省が発表した新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画案は、30年ぶりに40人学級を見直し、小学校1、2年生で30人学級、3年生以上を35人学級にするとともに、5万1,800人の教職員定数の増加を平成30年度までに行うというものです。新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針は、学校規模の適正化を目指しているものであり、この学級編制基準の変更による影響はほとんどないため、基本方針変更の必要性はないものと考えております。また、仮に学級編制基準が変更された場合には、統廃合の有無にかかわらず、施設整備面での対応については該当するすべての学校に求められることとなります。文部科学省では平成23年度予算要求で、まず小学校1、2年生で35人学級とするための教職員8,300人増加を求め、義務教育標準法の改正準備も進めておるようでありますが、どのような結果になるかは不透明な状況であります。また、この計画案のもととなった中央教育審議会からの提言では、少人数学級の実施に伴う施設整備に対する財源確保の必要性も盛られておりますが、国からは具体的な提示はまだ行われておりません。当市といたしましては、国、県の今後の動向に注目して対応を行ってまいります。
次に、地域別組織の立ち上げ時期はについてのご提案でありますが、現在は基本方針の説明会に入っており、保護者や地域の方々の率直なご意見、ご要望をお聞かせいただいております。検討組織につきましては、ある程度のご理解をいただいた後、地域の現状と将来を見据えながら、子供たちにとっての望ましい教育環境や具体的な検討課題について市や教育委員会とともに話し合いいただく場として考えているところであり、その中で地域との合意形成を図っていきたいと考えております。
次に、学校の統廃合にかかわる給食調理場に関し、市直営の独自校の施設管理運営を求めるについてであります。学校給食調理場に関しましては、現在市内には6つの共同調理場及び8つの自校式調理場がありますが、今後の調理場の整備につきましては、学区再編計画との整合性を図りながら、基本的には中学校区単位の共同調理場方式での整備を図ってまいりたいと考えております。調理場の運営方式については、既に西及び紫雲寺共同調理場の2カ所の共同調理場は民間委託での運営を図っており、今後については、市直営方式、民間委託方式それぞれのメリット、デメリットなどを精査しながら検討してまいりたいと考えております。
次に、財政的な問題、耐震化対策、学校施設、通学路、学校給食等、市長部局や県教育委員会との協議はどのようにするのかについてであります。新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針の策定に当たりましては、財政面での調整も行われておりますが、仮に文部科学省が公表した新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画案を実施することで学校施設の整備が必要となる場合については、国、県による財源保障等について十分情報を集めながら、改めて財政面での検討を行う必要が生じるものと考えます。学校統廃合による学区再編の具体的な実施に当たりましては、学校施設の耐震化計画との整合性を図り、また市長部局の関係部署や地域の皆様と連携、協議しながら、空き教室やスクールバスなどを活用した地域振興策を図ってまいりたいと考えております。また、統廃合に伴う教職員等の配置については、統合加配を含め、県教育委員会と十分協議、要望してまいりたいと考えております。学校の統廃合につきましては、保護者、地元住民の皆様の合意をいただけなければ、決して前には進めません。平成27年度の耐震化完了、そして平成32年度の基本方針実現という目標年度を見据え、引き続き関係者の皆様への説明と話し合いを重ね、ご理解と合意を見出せるよう鋭意努力を重ねてまいります。
以上、お答えとさせていただきます。」
初めに、基本方針説明会実施経過概要についてであります。各学校への説明会の実施状況につきましては、耐震化や複式学級解消など優先的に取り組むべき学校区から、町内会や区長会、PTAなどにご協力いただきながら実施し、今年度中に全地区を終わらせる予定にしております。これまで実施いたしました説明会におきましては、基本方針に一定のご理解をいただいている地域はあるものの、学校がなくなることについての心配や寂しい思いが強く、地域コミュニティの醸成や廃校をどのように利用するか、また通学支援などについてどのように解決していくかが課題であると受けとめております。
本丸中学校区での経過についてでありますが、二葉小学校区ではPTA役員、保護者、町内会を通しての全体説明の後、各地区への説明会を実施しております。また、外ケ輪小学校区では、地域に入っておりませんが、PTAの役員の皆様に説明をいたしました。二葉小学校区では、学校統廃合について理解を示す声がある一方、基本方針との整合性に対する疑問や耐震化要望、統合による学校生活、通学、伝統文化、地域衰退の不安といった声が多く聞かれている状況であります。今後の対応といたしましては、現時点で出されておりますご意見等について、誤解の部分もあると思われますことから、丁寧にお答えしながら、疑問や不安の解消に向け、話し合いを進めてまいりたいと考えております。
次に、少なくとも35人学級制を追求し、1クラスの人数変更も含め、基本方針の見直しが必要であり、方針変更を求めるについてであります。文部科学省が発表した新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画案は、30年ぶりに40人学級を見直し、小学校1、2年生で30人学級、3年生以上を35人学級にするとともに、5万1,800人の教職員定数の増加を平成30年度までに行うというものです。新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針は、学校規模の適正化を目指しているものであり、この学級編制基準の変更による影響はほとんどないため、基本方針変更の必要性はないものと考えております。また、仮に学級編制基準が変更された場合には、統廃合の有無にかかわらず、施設整備面での対応については該当するすべての学校に求められることとなります。文部科学省では平成23年度予算要求で、まず小学校1、2年生で35人学級とするための教職員8,300人増加を求め、義務教育標準法の改正準備も進めておるようでありますが、どのような結果になるかは不透明な状況であります。また、この計画案のもととなった中央教育審議会からの提言では、少人数学級の実施に伴う施設整備に対する財源確保の必要性も盛られておりますが、国からは具体的な提示はまだ行われておりません。当市といたしましては、国、県の今後の動向に注目して対応を行ってまいります。
次に、地域別組織の立ち上げ時期はについてのご提案でありますが、現在は基本方針の説明会に入っており、保護者や地域の方々の率直なご意見、ご要望をお聞かせいただいております。検討組織につきましては、ある程度のご理解をいただいた後、地域の現状と将来を見据えながら、子供たちにとっての望ましい教育環境や具体的な検討課題について市や教育委員会とともに話し合いいただく場として考えているところであり、その中で地域との合意形成を図っていきたいと考えております。
次に、学校の統廃合にかかわる給食調理場に関し、市直営の独自校の施設管理運営を求めるについてであります。学校給食調理場に関しましては、現在市内には6つの共同調理場及び8つの自校式調理場がありますが、今後の調理場の整備につきましては、学区再編計画との整合性を図りながら、基本的には中学校区単位の共同調理場方式での整備を図ってまいりたいと考えております。調理場の運営方式については、既に西及び紫雲寺共同調理場の2カ所の共同調理場は民間委託での運営を図っており、今後については、市直営方式、民間委託方式それぞれのメリット、デメリットなどを精査しながら検討してまいりたいと考えております。
次に、財政的な問題、耐震化対策、学校施設、通学路、学校給食等、市長部局や県教育委員会との協議はどのようにするのかについてであります。新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針の策定に当たりましては、財政面での調整も行われておりますが、仮に文部科学省が公表した新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画案を実施することで学校施設の整備が必要となる場合については、国、県による財源保障等について十分情報を集めながら、改めて財政面での検討を行う必要が生じるものと考えます。学校統廃合による学区再編の具体的な実施に当たりましては、学校施設の耐震化計画との整合性を図り、また市長部局の関係部署や地域の皆様と連携、協議しながら、空き教室やスクールバスなどを活用した地域振興策を図ってまいりたいと考えております。また、統廃合に伴う教職員等の配置については、統合加配を含め、県教育委員会と十分協議、要望してまいりたいと考えております。学校の統廃合につきましては、保護者、地元住民の皆様の合意をいただけなければ、決して前には進めません。平成27年度の耐震化完了、そして平成32年度の基本方針実現という目標年度を見据え、引き続き関係者の皆様への説明と話し合いを重ね、ご理解と合意を見出せるよう鋭意努力を重ねてまいります。
以上、お答えとさせていただきます。」
「もうご承知のことと思いますが、適正規模同士の統合ということで、その理由でございますが、ご存じのとおり耐震、危険校舎であるということが1点、それから耐震化が非常に難しい校舎である。そこで、たとえお金をかけて耐震化を図ったとしても、老朽化が激しいということで、せいぜい10年ぐらいしかもたないと、そういうことは今お話しのとおりでございます。それから、1.2キロのところに耐震状況が非常にいい外ケ輪小学校があるということがございます。それから、非常に外ケ輪小学校も当初建設した当時から半分以下になっておりまして、そこに十分二葉小学校を収容できるということ、それから児童数の70%に当たる児童が外ケ輪小学校から1キロ以内にあるということで、遠距離につきましてはスクールバスを手配することによって通学問題は解決するのではないかということ、何よりも子供にとりましてどういうことかということなんでございますが、この時期、小学校のこの時期でございますが、人間形成、人間関係の土台を構築するという大切な時期でございます。できるだけ多くの生徒がいるということは、非常に子供たちにとっては本当に幸せなことだというふうに考えておりますし、いろいろな専門家の皆さんもそれを指摘して、子供たちにとっても十分いいのではないかという、そういう話でございます。そのような観点に立ちまして、教育委員会としてはぜひ統合を進めたいということでございます。
それから、反対する方も結構いらっしゃいますが、随分誤解が多いということも先ほど申し上げましたが、その誤解なんかもぜひ取り除いていきたいなと。例えば規模が大きくなるといじめや不登校がふえるのではないかとか、それから通学距離が長くなって、交通事故や不審者の心配があるとか、それから二葉の伝統がなくなるとか、子供にとってプラスにならないとか、いろんな不安のことがいろいろあるわけですが、その辺を今後丁寧にご説明しながら進めていきたいなというふうに考えております。
それから、検討委員会でございますが、おっしゃるとおり、ぜひきちっとした考え方が一つまとまる、その段階で設置したいなというふうに考えております。」
それから、反対する方も結構いらっしゃいますが、随分誤解が多いということも先ほど申し上げましたが、その誤解なんかもぜひ取り除いていきたいなと。例えば規模が大きくなるといじめや不登校がふえるのではないかとか、それから通学距離が長くなって、交通事故や不審者の心配があるとか、それから二葉の伝統がなくなるとか、子供にとってプラスにならないとか、いろんな不安のことがいろいろあるわけですが、その辺を今後丁寧にご説明しながら進めていきたいなというふうに考えております。
それから、検討委員会でございますが、おっしゃるとおり、ぜひきちっとした考え方が一つまとまる、その段階で設置したいなというふうに考えております。」
渋谷議員
「教育委員会のほうでありますが、今部長のほうから述べられましたけども、実際PTAの方々の意見集約皆さんのほうへ行っていますか。この2枚、裏表。実に、A3で希望を出されているわけなんですが、64%が今の状況では納得いきません、極端に言えば反対ですと、こういった意見、それから島潟町内でも約30名ぐらい集まったんですけども、同様の意見が出ております。そして、中井コミュニティでもなされました。この人たちもほとんど同意見でなされた。そして、一番大きいのはやはり学級が1学年2学級、そして学級数については1学級が20人以上が望ましい、この望ましい方向に今合致していると、そのことは最大の条件になっているんです。そのことを訴えながら統合しますよということでは、地元としては全く納得いくような内容ではありません。そういったことをやはり勘違いとか言われますけども、もっともっと十分な説明がない限り、これはなかなか難しい問題だというふうに私はその3カ所を参加して、認識を得ております。そういった面からすれば、あと4分しかありませんので省きますけれども、とにかくいま一度この要望内容を精査して、やはり方針を変えるならば、変えていかなきゃならないというふうなことだと思います。何のための地域説明会なのか。やはり地域の発言を耳にして、方針は変える必要あれば、それは変える必要あるんじゃないでしょうか。そのことをまず訴えながら、この受けとめについていま一度お願いしたいと思います。」
教育長職務代理者
「二葉小学校のPTAで確かに反対かどうかということでアンケート調査を行ったと、それが66.1%の方が反対ですという意思表示をされたということについては承知しております。これにつきましては、たくさんご意見をいただきました。それについて丁寧に文書で回答させていただくとか、説明会も各地区まだ1度でございますので、これからも何度かそういう機会をつくりまして、丁寧にご説明に上がりたいなというふうに考えております。」
渋谷議員
「教育委員会のほうでは、まだ教育長は決まっていないようでありますけれども、これはやはり最高責任者が決まった段階において、より適切な説明、検証をしながら事業推進を図る、そういった意味合いにおいて、まず地域の皆さんの意見、考え方、そういったものを十二分聞くと、これがもう原則でありますから、そのことを再度受けとめて、必要あればまた出向くと、そういった対応をとっていただきたいということが第1点です。
第2点目としては、協議会の立ち上げについては、私も再三言いましたけれども、地域の話、理解得た後での立ち上げというふうなことで確認させていただきますが、そのことを改めて確認しながら、これからの統合問題あるいは教育環境、こういったものが非常に大きな市の方向性としては大きい問題であります。市のこれからの教育に関する大きな屋台骨になるというふうに考えますので、そういった面を含めてお願いしながら私の質問を終わります。」
第2点目としては、協議会の立ち上げについては、私も再三言いましたけれども、地域の話、理解得た後での立ち上げというふうなことで確認させていただきますが、そのことを改めて確認しながら、これからの統合問題あるいは教育環境、こういったものが非常に大きな市の方向性としては大きい問題であります。市のこれからの教育に関する大きな屋台骨になるというふうに考えますので、そういった面を含めてお願いしながら私の質問を終わります。」
また渡邊喜夫議員が次のように質問している。
昨日の渋谷正訓議員の一般質問の議論にもありましたが、二葉小学校と外ケ輪小学校について、私のほうからも伺います。現在も、そして教育委員会が推測された平成25年度までの将来の児童数のシミュレーションでいけば、適正規模校を維持する二葉小学校を廃校とし、同じく適正規模校である外ケ輪小学校に統合する方向へと教育委員会は検討されております。
その結果、ことし6月より、PTAや保護者、地域への説明会が開始されております。多くの説明会場では、統合反対の意見が出されておりますことは周知の事実であります。私は、中井地区においての説明会に参加させていただきました。多くの統合反対の意見が交わされ、また一日も早く二葉小学校の耐震補強工事などを行って安心した学校環境にしてほしいなどの要望もあったわけであります。
私は、今回の統廃合の問題について一般質問をするに当たって、地域の町内会長や区長、コミュニティーの役員の方々、PTA会長初め多くの保護者の皆さんと面談させていただき、そしてさまざまな意見を聞いてまいりました。また、二葉小学校へ赴き、校舎の状況も確認してまいりました。校舎の補修や修繕は、毎年のようにかなりありました。
校長先生からは、教育委員会の方針に従う立場でありますので、統廃合問題についてはお聞きしませんでしたが、二葉小学校の教育環境についてさまざまと聞いてまいりました。二葉小学校は、PTAの組織活動のほか、全国的に広がりつつある保護者会独自のおやじの会が市内の学校でも唯一立ち上がっており、学校行事への協力のほか、すばらしい活動をしていただいていると感嘆しておりました。小学校と地域、保護者の皆さんが本当によく連携して、子供たちのために動いてくれています。学校の傷みはありますが、子供たちはみんな落ちついており、また伸び伸びとしておりますとのことでした。
ある保護者会の役員のほうからは、「二葉小学校は新発田市の望ましい教育環境そのものじゃないのか。適正規模小学校同士を統合することによってさまざまなデメリットが予想される大規模校にする理由がどこにあるのか、教育委員会の説明を何度聞いても理解し切れない」との意見も聞いてまいりました。また、受け入れる側の外ケ輪小学校の保護者からも、さまざまな不安の声や統合反対の意見も聞いております。
適正規模校同士を統合しなければならない必然性は何か。なぜ今まで市内で一番古く、2度の水害にも遭っている二葉小学校の老朽化の対策、耐震化工事をしてこなかったのか。また、改築して存続できない理由は何なのか、市長並びに教育長に伺います。」
これに対して市長
「新発田市の小学校の学区再編の基本方針における外ケ輪小学校と二葉小学校統合についてのご質問にお答えをいたします。このたび市教育委員会からお示しした新発田市立小・中学校の望ましい教育環境に関する基本方針は、少子化の進行による児童数の減少によって生じた小学校の小規模化の解決を主眼としたものであり、あくまで子供たちにとって望ましい教育環境はどうあるべきかの考え方を示したものであると理解しております。しかし、適正規模校同士の二葉、外ケ輪両校の統合案については、賛同される方がいる反面、納得できないと思われている方も多いということを聞いております。これまでに二葉小学校の保護者や地区住民の皆様からさまざまなご意見やご要望をいただいていることも承知をしており、それらについては説明不足な面や誤解もあるとのことですので、今後より一層両校の保護者の方々はもとより、地区住民の皆様と十分に協議を重ねるよう指示したところであります。」
教育長職務代理者
「初めに、将来像パターンの作成過程についてでありますが、平成20年度に設置いたしました教育制度等検討委員会からの提言を踏まえ、望ましい教育環境の基本理念と考えます1学年2学級以上、1学級20人以上の環境を実現するため、全小学校を対象に将来的な児童数や耐震化の問題などを勘案する中で、基本的に規模に満たない学校を統廃合の対象としたこと、また一中学校区の範囲内で行うことが地域的にも現時点では望ましいと考え、市長部局とも協議し、将来像パターンとしてお示ししたものであります。
次に、現在の進捗状況についてでありますが、耐震化や複式学級解消など優先的に取り組むべき学校区から順次説明に入っており、二葉小学校区の説明会では統合に理解を示される声がある一方、適正規模同士の統合への疑問や耐震化要望、統合による学校生活、通学、伝統文化の継承、地域衰退の不安といった声が多い状況であります。また、ほかの小学校区につきましても、今年度中に全地区で順次進めてまいりたいと考えております。説明会については、学校統廃合が地域にとって大きな問題であり、焦点となりますことから、画一的な開催ではなく、地元自治会やPTA役員の方々と事前にご相談申し上げ、今後とも結論を急がず、丁寧な話し合いに努め、目指す方向に進んでまいりたいと考えております。
次に、小中一貫教育についてであります。新発田市の小中学校においては、これまで中1ギャップ解消に向けた取り組みを含めた小中が連携した指導を進め、多くの成果を上げてまいりました。小中学校が相互に授業を公開し、それぞれの教員の指導力を高めるとともに中学校区内の課題を共有し、9年間で子供の学力を保証していく。中学校の教員が小学校で授業をしたり、小学生が中学校の授業を参観したりして、進学に伴う小学生の戸惑いを少なくする。また、あいさつ運動など小中学校で統一した取り組みを行い、よりよい生活習慣の定着に努めるなど、各中学校区とも積極的な取り組みが見られます。今後も各中学校区で小中の連携計画を充実させ、小中一貫した指導をさらに進めてまいりたいと考えております。望ましい教育環境の実現に当たりましても、小中一貫教育は欠かせないものと考えており、先例となります川東地区の統合小学校においても重要な位置づけでとらえており、統廃合の成果に期待をしているところであります。
次に、適正規模校である外ケ輪小学校と二葉小学校の統合の必然性と、二葉小学校の耐震化工事または改築による存続ができない理由についてであります。このたびお示しした基本方針の主眼は、これまで申し上げてきましたとおり、過小規模、小規模校の適正規模化を進め、望ましい教育環境を確保することにありますが、二葉、外ケ輪両校の統合についてはこの原則が当てはまりません。しかしながら、新発田市全体のこれからの教育を展望した場合、両校の統合も基本方針達成の重要な構成要素であり、必要不可欠なものとして盛り込まさせていただいたものであります。両校の統合については、二葉小学校の児童が耐震性の確保された安全な校舎で学べること、両校統合後も学校規模としてほぼ適正な規模が維持され、一層の教育効果を上げ、子供たちにとってよりよいこと、両校間の距離が1.2キロメートルと近く、多くの児童の通学距離に大幅な変動がないこと、また通学距離が大幅に延びる児童については通学のためのバス運行を行うこと、今後も長期にわたり児童数の減少傾向が見込まれることなどの理由により、多額な改築費用をかけるのではなく、統合案を提示させていただきました。
また、二葉小学校の校舎は耐震診断の結果がIs値0.21となっておりますが、この数値は大規模な地震の震動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が高いとされております。文部科学省では、学校の建物についてIs値0.7以上とすることを求めており、二葉小学校は耐震性の確保が必要です。二葉小学校の耐震診断はIs値0.21という低い結果でしたが、通常鉄筋コンクリートの建物でこのような数値が出ることはありません。しかし、二葉小学校は教員玄関がある棟と普通教室がある棟とがL型になっており、通常このような建物ではL型のぶつかり部分にすき間をつくり、建物同士の揺れが干渉しないようになっているのですが、二葉小学校はその部分がすべてつながっているため、揺れ方によってねじれが生じてしまい、このために評価が下がっております。仮に耐震化を行うとすると、職員玄関わきにある階段部分で建物を分断する必要があり、さらに筋交いによる補強が44カ所も必要となります。また、耐震化しても全体が老朽化しているため、10年後には建てかえが必要になってまいります。このような点からも、補強による対応は難しいと考えます。以上のことから、二葉小学校につきましては外ケ輪小学校に統合するのが一番望ましいと考え、提示いたしました。ぜひとも統合にご理解を賜りたいと存じます。
以上、お答えといたします。」
次に、現在の進捗状況についてでありますが、耐震化や複式学級解消など優先的に取り組むべき学校区から順次説明に入っており、二葉小学校区の説明会では統合に理解を示される声がある一方、適正規模同士の統合への疑問や耐震化要望、統合による学校生活、通学、伝統文化の継承、地域衰退の不安といった声が多い状況であります。また、ほかの小学校区につきましても、今年度中に全地区で順次進めてまいりたいと考えております。説明会については、学校統廃合が地域にとって大きな問題であり、焦点となりますことから、画一的な開催ではなく、地元自治会やPTA役員の方々と事前にご相談申し上げ、今後とも結論を急がず、丁寧な話し合いに努め、目指す方向に進んでまいりたいと考えております。
次に、小中一貫教育についてであります。新発田市の小中学校においては、これまで中1ギャップ解消に向けた取り組みを含めた小中が連携した指導を進め、多くの成果を上げてまいりました。小中学校が相互に授業を公開し、それぞれの教員の指導力を高めるとともに中学校区内の課題を共有し、9年間で子供の学力を保証していく。中学校の教員が小学校で授業をしたり、小学生が中学校の授業を参観したりして、進学に伴う小学生の戸惑いを少なくする。また、あいさつ運動など小中学校で統一した取り組みを行い、よりよい生活習慣の定着に努めるなど、各中学校区とも積極的な取り組みが見られます。今後も各中学校区で小中の連携計画を充実させ、小中一貫した指導をさらに進めてまいりたいと考えております。望ましい教育環境の実現に当たりましても、小中一貫教育は欠かせないものと考えており、先例となります川東地区の統合小学校においても重要な位置づけでとらえており、統廃合の成果に期待をしているところであります。
次に、適正規模校である外ケ輪小学校と二葉小学校の統合の必然性と、二葉小学校の耐震化工事または改築による存続ができない理由についてであります。このたびお示しした基本方針の主眼は、これまで申し上げてきましたとおり、過小規模、小規模校の適正規模化を進め、望ましい教育環境を確保することにありますが、二葉、外ケ輪両校の統合についてはこの原則が当てはまりません。しかしながら、新発田市全体のこれからの教育を展望した場合、両校の統合も基本方針達成の重要な構成要素であり、必要不可欠なものとして盛り込まさせていただいたものであります。両校の統合については、二葉小学校の児童が耐震性の確保された安全な校舎で学べること、両校統合後も学校規模としてほぼ適正な規模が維持され、一層の教育効果を上げ、子供たちにとってよりよいこと、両校間の距離が1.2キロメートルと近く、多くの児童の通学距離に大幅な変動がないこと、また通学距離が大幅に延びる児童については通学のためのバス運行を行うこと、今後も長期にわたり児童数の減少傾向が見込まれることなどの理由により、多額な改築費用をかけるのではなく、統合案を提示させていただきました。
また、二葉小学校の校舎は耐震診断の結果がIs値0.21となっておりますが、この数値は大規模な地震の震動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性が高いとされております。文部科学省では、学校の建物についてIs値0.7以上とすることを求めており、二葉小学校は耐震性の確保が必要です。二葉小学校の耐震診断はIs値0.21という低い結果でしたが、通常鉄筋コンクリートの建物でこのような数値が出ることはありません。しかし、二葉小学校は教員玄関がある棟と普通教室がある棟とがL型になっており、通常このような建物ではL型のぶつかり部分にすき間をつくり、建物同士の揺れが干渉しないようになっているのですが、二葉小学校はその部分がすべてつながっているため、揺れ方によってねじれが生じてしまい、このために評価が下がっております。仮に耐震化を行うとすると、職員玄関わきにある階段部分で建物を分断する必要があり、さらに筋交いによる補強が44カ所も必要となります。また、耐震化しても全体が老朽化しているため、10年後には建てかえが必要になってまいります。このような点からも、補強による対応は難しいと考えます。以上のことから、二葉小学校につきましては外ケ輪小学校に統合するのが一番望ましいと考え、提示いたしました。ぜひとも統合にご理解を賜りたいと存じます。
以上、お答えといたします。」
渡邊喜夫議員
「小学校の学区再編についてでございますが、今ほど答弁の中でも新発田市の望ましい教育環境の基本方針のとおりに統廃合計画を行ってきて、既に建設中の七葉小学校や建設予定の川東小学校がございますが、先ほど1回目の質問でおわかりのとおり、二葉小学校の改築は将来の新発田市を担う子供たちのために私は必要な学校であるというふうなことで質問をさせていただいたわけでございます。何よりも新発田市の教育委員会が適正規模校であり、適正規模を維持する小学校とお墨つきをいただいているわけでございます。二葉小学校は平成9年には、たしか平成9年というふうに聞いておりますが、体育館も新しく新築をされております。建てかえをしております。また、二葉小学校と外ケ輪小学校がもし統合した場合、教育委員会の説明では教室の数が足りなくて外ケ輪小学校を増築しなければ使用できない状況になるということも聞いております。こういった無駄な二重投資は避けるべきと、こう思います。何よりも市長は市民の声を聞いて政策判断をされていかれると、こう聞いております。地域とともに歩んできた教育資源をなくすわけにはいかないというふうなことも、同じような気持ちを持っておると思います。一番に優先されるのは何なのか、子供たちを中心に考えていただきたいというのが私の本当の意見でございます。
きのうも市長は、学校耐震化について、子供たちの命にかかわる問題であり、待ったなしであるとの話がございました。きょう土田教育長職務代理者のほうからの答弁がございましたけども、本当に大変Is値の一番低い、0.21でございましたでしょうか、そういった建物の中に子供たちがまだこの先どうなるのか、統合の話が進んでおるとは言いつつもどの先どうなるのかまだわからない状況でございます。待ったなしでございます。市長も小林虎三郎の「米百俵」についてはご存じかと思いますが、教育は今すぐ結果が出るものではございません。新発田の未来のための大切な投資であります。二葉小学校と外ケ輪小学校の統廃合の見直し、つまり二葉小学校の建てかえを行うべきと思いますが、市長のご意見をお聞かせ願いたいと思いますが。」
きのうも市長は、学校耐震化について、子供たちの命にかかわる問題であり、待ったなしであるとの話がございました。きょう土田教育長職務代理者のほうからの答弁がございましたけども、本当に大変Is値の一番低い、0.21でございましたでしょうか、そういった建物の中に子供たちがまだこの先どうなるのか、統合の話が進んでおるとは言いつつもどの先どうなるのかまだわからない状況でございます。待ったなしでございます。市長も小林虎三郎の「米百俵」についてはご存じかと思いますが、教育は今すぐ結果が出るものではございません。新発田の未来のための大切な投資であります。二葉小学校と外ケ輪小学校の統廃合の見直し、つまり二葉小学校の建てかえを行うべきと思いますが、市長のご意見をお聞かせ願いたいと思いますが。」
市長
「教育委員会のほうから報告を受けておりますことにつきましては、この統合について確かに賛同をいただいている方々もおるようでありますけども、一方では反面納得できないという方々もいるんだということは報告を聞いております。その意味で、やはり統廃合につきましてはしっかりとした地域住民からの理解がなければならないことでありますので、丁寧に、そしてしっかりと地域住民におりていって、そして話をするように、その旨は指示をしたところであります。いずれにせよ、一番の問題は望ましい子供たちの教育環境ということで、適正規模同士のその統廃合に対してしっかりまだ説明がされていないんだろうというふうに思うんです。その辺をしっかり説明をしていけば、もう少し開ける道もあるんではないかなと思っています。いずれにせよ、教育委員会がしっかりと地域住民におりていくということで、私はその推移をもう少し見てみたいというふうに思っております。」
渡邊喜夫議員
「もう少し推移を見ていくというようなお話ございますので、しっかりと市長みずから現場、地域のほうにもぜひ行っていただきたいなというふうなこともご要望申し上げますが、賛成されている方もおられるというふうなお話がございますが、二葉小学校のPTA保護者会のほうで全校生徒の保護者に向けたアンケート調査、きのうも渋谷正訓議員のほうから教育委員会のほうに提出されている内容はご存じですねというようなことでお話しされておりました統合についての賛成、反対の内容的な部分がございますが、賛成されている方も確かにおられます。その賛成されている方のほとんどは、学校の耐震化が不安だから賛成であるということです。大規模校といいますか、外ケ輪小学校と統合したいから賛成だじゃなくて、不安だから賛成なんだと、賛成せざるを得ないんだというふうな意見が多うございます。その辺のところを教育委員会のほうもぜひ分析のほどをよろしくお願いいたします。」
教育長職務代理者
「反対意見が非常に多いという話はよく聞いております。市長のほうからも説明不足ではないのかなというようなことであれですが、約40%の皆様ぐらいにはご説明申し上げたかなというようなことであります。ただ、このたびはどこでも、説明会でも申し上げているんですが、これは第1回目でございます。これから十分皆様とよくお話し合いをしながら進めていきたいという、そういうことを申し上げております。
教育委員会としまして、子供たちの立場に立ってということでの先ほどお話がありましたですけど、私はこの統合は子供たちのためにも非常に幸せなことであるときのうの答弁もさせていただいたんですが、この子供たちの時期、この小学校時期と申しますのは、やはり人格形成の土台になる、あるいは人間関係力の土台になる時期、それは子供同士の中で培われていくというふうにとらえておりまして、そうしますと分母というか、友達、人数が多い方が、多過ぎても困るんですが、多いほうがすごくいいと。子供たちにとっては成長に非常に役に立つという、そういう認識を私ども持っております。多くの私ども、校長先生方教育委員会におられますが、口をそろえてそのようにおっしゃっていただいていますし、外ケ輪小学校の校長先生におきましても、外ケ輪小学校の子供たちにとっても非常にプラスになるんだと、もうぜひこの統合は進めてもらいたいという、そういうふうなご意見を賜っております。そのようなこと。
それから、先ほどから申し上げております耐震化がなかなかできないようなこと、それから大変なお金もかかるわけでございます。約20億かかるわけでございます。一般会計からの負担も大変な額でございます。これをやるということになりますとすべてに影響してくるわけでございますし、そんなことを考えましてぜひこの統合は教育委員会としては進めさせていただきたいなと。もうぜひこれからもご理解を賜るように説明をさせていただきたいと、そのように考えております。」
教育委員会としまして、子供たちの立場に立ってということでの先ほどお話がありましたですけど、私はこの統合は子供たちのためにも非常に幸せなことであるときのうの答弁もさせていただいたんですが、この子供たちの時期、この小学校時期と申しますのは、やはり人格形成の土台になる、あるいは人間関係力の土台になる時期、それは子供同士の中で培われていくというふうにとらえておりまして、そうしますと分母というか、友達、人数が多い方が、多過ぎても困るんですが、多いほうがすごくいいと。子供たちにとっては成長に非常に役に立つという、そういう認識を私ども持っております。多くの私ども、校長先生方教育委員会におられますが、口をそろえてそのようにおっしゃっていただいていますし、外ケ輪小学校の校長先生におきましても、外ケ輪小学校の子供たちにとっても非常にプラスになるんだと、もうぜひこの統合は進めてもらいたいという、そういうふうなご意見を賜っております。そのようなこと。
それから、先ほどから申し上げております耐震化がなかなかできないようなこと、それから大変なお金もかかるわけでございます。約20億かかるわけでございます。一般会計からの負担も大変な額でございます。これをやるということになりますとすべてに影響してくるわけでございますし、そんなことを考えましてぜひこの統合は教育委員会としては進めさせていただきたいなと。もうぜひこれからもご理解を賜るように説明をさせていただきたいと、そのように考えております。」
渡邊喜夫議員
「かなり説明に無理があるように私は感じたわけでございますけども、まあ適正規模同士であっても分母が大きく、子供たちのためにはそのほうがいいんだよというような、簡単に言えばそういうようなことでございますが、であれば極端な話、住吉小学校、御免町小学校適正規模同士でも統合は考えられ得るということでございます。適正規模だから適正規模なんです。大規模になってしまえば大規模のメリットもあるかもしれませんけども、デメリットもかなりあるわけでございます。その辺がなかなか、理解をしていただこうと説明するんですが、その辺が理解が、私も理解しませんし、恐らく説明を聞いている方々もその辺が理解しづらいなというようなことはあると思います。
最後に、教育長職務代理者ではございますが、二葉小学校と外ケ輪小学校の統廃合の見直しについて強く要望、提案いたしますが、よろしくお願いして私の一般質問を終わらせていただきます。」
最後に、教育長職務代理者ではございますが、二葉小学校と外ケ輪小学校の統廃合の見直しについて強く要望、提案いたしますが、よろしくお願いして私の一般質問を終わらせていただきます。」
新・公立義務教育諸学校教職員定数改善計画案
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