2016年2月28日日曜日

街角こんぱす3月号にコラム

新潟県新発田市のフリーマガジン3月号にコラムを執筆。
「せんたく屋のおやずィ」
テーマは『ネット宅配クリーニングのこと』
クリーニング業界の第3の波、ネット宅配クリーニング。
便利な反面、業界特有の課題も。
とくに、トラブルが起こった時のフォローが遠隔だとなかなか難しいということ。
しかも、元来クリーニング業者ではない商社系の資本が多く参入している実態がクレーム対応のトラブルを助長しているようだ。

『店舗型とは違います インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブルにご注意!』(消費者庁)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150305_1.html

そこで、全国の地域密着の小さなクリーニング店が連携して、ネットで受注できるシステムを運営することに。
時代の流れか…。

業界全体の総需要もピーク時の9000億円から3500億円にまで激減。
地元の小さなクリーニング屋さんは廃業も相次いでいる。
クリーニング業は労働集約型業種の典型で、コストを下げること=工程を減らすことであり、品質低下やトラブルに直結する。このため、技術が軽視される価格競争になれば小さな店はひとたまりまない。

まだまだ試行錯誤だが、全国に点在する確かな技術の小さいクリーニング店を存続させる意味でも頑張っていこうと考えている。


2016年2月2日火曜日

新潟県新発田市「広報しばた」にコメント掲載

新潟県新発田市では絶大なメディア「広報しばた」2月号の特集記事「『食の循環』のその先へ 儲かる『食』って何だろう?」の隅っこに食の循環によるまちづくり推進委員としてコメント(PDF)が載った。

新発田市立二葉小学校のPTA会長にならせていただき、新発田市PTA連合会の枠でこの委員に。

商売をしている方であれば当然の話だが、ブランド力っていうのは競争優位性を長期間維持してはじめて出てくるもので、そのモノやサービス…事業体自体が生活者に認め続けられないと消えていく。

税金で動いている自治体などにとっては、いちばん不得意な分野かもしれないが、若くて熱い担当者たちがスピード感をもってあたっている新発田市は、これから化けるかもw

ここは国勢調査ベースの人口はすでに10万人を割り込んだものの、減少率が改善し、消滅可能性都市ではなくなったそうだ。

応援できるところは、陰ながら。