「せんたく屋のおやずィ」
テーマは『ネット宅配クリーニングのこと』
クリーニング業界の第3の波、ネット宅配クリーニング。
便利な反面、業界特有の課題も。
とくに、トラブルが起こった時のフォローが遠隔だとなかなか難しいということ。
しかも、元来クリーニング業者ではない商社系の資本が多く参入している実態がクレーム対応のトラブルを助長しているようだ。
『店舗型とは違います インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブルにご注意!』(消費者庁)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150305_1.html
そこで、全国の地域密着の小さなクリーニング店が連携して、ネットで受注できるシステムを運営することに。
時代の流れか…。
業界全体の総需要もピーク時の9000億円から3500億円にまで激減。
地元の小さなクリーニング屋さんは廃業も相次いでいる。
クリーニング業は労働集約型業種の典型で、コストを下げること=工程を減らすことであり、品質低下やトラブルに直結する。このため、技術が軽視される価格競争になれば小さな店はひとたまりまない。