2014年10月28日火曜日

街角こんぱす11月号

新潟県のフリーマガジン「街角こんぱす」にコラムを執筆。
『せんたく屋のおやずぃ』p.20
今回のテーマは、街の一角にひっそりと立っている「布団掛けの松」。
いまに伝わる江戸時代の町民の心意気。


2014年10月26日日曜日

二葉小学校 新校舎竣工式

平成26年10月26日(日) 新発田市立二葉小学校(新潟県)の新校舎竣工式と祝賀会が催された。

近隣の小学校との統合計画から存続へ、そして新校舎建築と多くの方々からのご支援をいただき感謝でいっぱい。

平成26年の夏休み明けから子どもたちが学んでいる新校舎。オープンな教室、太陽光発電、24時間空調など現時点で日本最新鋭の校舎。




 新発田市長さんをはじめ尽力していただいた県会議員、市会議員、地域の方々など100名近くの来賓に、子どもたちが二葉小学校伝統の「口上」「きやり」「安兵衛太鼓」など感謝の気持ちを披露。

新発田の老舗割烹「志まや」で祝賀会。
宮野PTA会長から、あらためて感謝の言葉があった。
来賓からは「これからがスタート」とエールも。

2014年10月19日日曜日

運動会

平成26年10月19日(日) 新発田市立二葉小学校の運動会があった。

本来は前日の予定だったが、グランドコンディションが不良だったためこの日に延期。



運動会を秋に開催するのは久しぶり。もうすぐ解体工事がはじまる旧校舎が見守る最後の運動会…すばらしい秋晴れだった。
工夫を凝らした赤組・白組の応援合戦は迫力があった。

途中経過は赤組優勢。
子どもたちも、いろいろな役割分担をこなしながらイキイキとしていた。
PTA競技も大勢参加して白熱w
低学年の玉入れは赤組勝利!
中間の応援合戦では各組が秘密兵器を披露w







今回は赤組がリードし白組が追う展開。最後のリレーで白組が圧勝し追い上げるも一歩届かず、赤組優勝。応援賞は勢いがあった白組が勝ち取った。

最後に、準備をしてくださった職員・PTAの皆さんに感謝。

2014年8月22日金曜日

数の単位

「1兆×1兆は?」…小学校1年生の素朴な疑問に、お茶を濁しつつ調べてみた。

そもそも、数の単位は「命数」と呼ばれ、中国の明代の数学書「 算法統宗(さんぽうとうそう)」が飛鳥時代のころ日本に入ってきて、それもいろいろなバージョンがあったそうだが、いま一般化されているものは江戸時代の数学者吉田光由執筆した塵劫記」にあるものだそうだ。


以下、Wikipediaより
(いち)
100
(じゅう)
101
(ひゃく)
10²
(せん)
10³
(まん)
104
十万
105
百万
106
千万
107
(おく)
108
十億
109
百億
1010
千億
1011
(ちょう)
1012
十兆
1013
百兆
1014
千兆
1015
(けい、きょう)
1016
十京
1017
百京
1018
千京
1019
(がい)
1020
十垓
1021
百垓
1022
千垓
1023
𥝱(じょ禾+予)
1024
𥝱
1025
𥝱
1026
𥝱
1027
(じょう)
1028
十穣
1029
百穣
1030
千穣
1031
(こう)
1032
十溝
1033
百溝
1034
千溝
1035
(かん)
1036
十澗
1037
百澗
1038
千澗
1039
(せい)
1040
十正
1041
百正
1042
千正
1043
(さい)
1044
十載
1045
百載
1046
千載
1047
(ごく)
1048
十極
1049
百極
1050
千極
1051
恒河沙(ごうがしゃ)
1052
十恒河沙
1053
百恒河沙
1054
千恒河沙
1055
阿僧祇(あそうぎ)
1056
十阿僧祇
1057
百阿僧祇
1058
千阿僧祇
1059
那由他(なゆた)
1060
十那由他
1061
百那由他
1062
千那由他
1063
不可思議(ふかしぎ)
1064
十不可思議
1065
百不可思議
1066
千不可思議
1067
無量大数(むりょうたいすう)
1068

そんなわけで、「1兆×1兆は、1(禾+予:じょ)」というらしい。

それにしても、江戸時代に和算が流行したそうだが、行列式など世界的に見ても凄い発見がたくさんあるそうで、日本人(一部の天才…)は凄げーと感心した。

2014年8月20日水曜日

フリーマガジン「街角こんぱす」8月号にコラム

新潟県新発田市のフリーマガジン『街角こんぱす』にコラムを書いた

「せんたく屋のおやずぃ」(p.27)
今回のテーマは消毒。
感染性の食中毒…O-157やノロとかロタとかに家族がなってしまったとき、嘔吐などがあった場合の対処方法を載せてみた。
市販されている消毒剤もあるが、一定期間で効果が薄れることや、有効な濃度が得られないものも多い。
また、厚生労働省のガイドラインでは200PPmとか1,000ppmとか分かりづらい表記もあって、ペットボトルなどで簡単に規定濃度を得られるようにしてみた。

ま、予防がいちばん。


2014年8月10日日曜日

ラストサマーカーニバル2014

毎年恒例だった二葉小学校おやじの会のサマーキャンプが校舎改築の関係で開催が危ぶまれたが、平成26年8月9日(土)に1日限りの「ラストサマーカーニバル2014」として開催できた。
感謝感激。



おやじの会は10時集合。
会場設営や買出しに。
藤間会長の仕切りは見事!

テントも照明も発電機も、
おやじ達の仕事道具。
超本格仕様。
恐るべし、おやじの会w
蚊取り線香は必需品!
いよいよ夕方、受付開始
続々と
体育館でおやじ達から
説明と注意事項。
屋台は絶賛準備中。
やきとり、フランクフルト、かき氷。
調理用具は、凄いおやじの個人備品。

まずはスイカ割り。
歓声が炸裂!
目隠しして木刀を持って。
高学年は数回転してからスタートw
 みんなでたべるスイカのおいしいこと。

豪快!













同時進行で、取り壊される旧校舎の上から
餅まきならぬ、お菓子まき。
「旧校舎ありがとう」の想いも。
さて、屋台コーナーでは行列が。

かき氷にダッシュ!
やきとりをモグモグ!
フランクフルトをガシガシ食べて、
締めはカレー。
調理室最後の出番。
おかあさん達の愛情カレー。
甘口・中辛・辛口の3種類。
食堂は児童玄関前。
就学前の子どもたちも興味津々。
取り壊される校舎に子どもたち、書き込み。
みんな一生懸命書いてくれた。
とても気持ちがこもったメッセージ。
卒業生も書いてくれた。
こういう子どもたち、すばらしい。
さて、夕暮れ時。
肝試しのレクチャーがはじまる。
暗くてガラーンとした校舎は、ただでさえ…
待ち構える恐怖体験とは…イヒ

校舎に悲鳴がこだまする、いい肝試しに。
順番待ちの子どもたちも、期待と不安で…イヒ

※おどかし役のおやじ達&サポーターの卒業生
暑い中、お疲れ様でした。
最後は校舎をバックに集合写真を撮りたかったところだが、外は大した雨。
体育館でパチリ。
解散後、希望者で雨の中パチリ。
後片付け後、おやじ達は夜の街に消えていった。

夏休み明けは新校舎。
40数年間ありがとう、旧校舎。

2014年6月13日金曜日

食中毒の嘔吐物の処理


食中毒の治療や予防についてはお医者さんにお任せするとして、
嘔吐物などへの対応がなかなか難しいところがある。

冬場に流行るノロウイルスなどウイルス性のものと、
夏場に流行るO-157など細菌性のものとでは対応が若干異なるところ。
ウィルス性のものはアルコール消毒が効かない。

消毒というと人体に有害な物質を無害化すること。
殺菌とか除菌とか滅菌なんて似たような言葉があるが、
たとえば人体について殺菌とか滅菌なんてしたら、薬剤がきつすぎてまずいことになる。
病原性をなくすという意味合いでいうことが多い。

ノロウイルスの場合、消毒に次亜塩素酸ナトリウムを用いる。
厚生労働省によれば

 ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。したがって、嘔吐症状が強いときには、小腸の内容物とともにウイルスが逆流して、吐ぶつとともに排泄されます。このため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となりうるので、その処理には十分注意する必要があります。
 12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例も知られており、時間が経っても、患者の吐ぶつ、ふん便やそれらにより汚染された床や手袋などには、感染力のあるウイルスが残っている可能性があります。このため、これら感染源となるものは必ず処理をしましょう。
 床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。
 おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)
 また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。
 11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児や高齢者の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。
※塩素系の漂白剤(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)
という対応が書いてある。
市販されている次亜塩素酸ナトリウムといえば、塩素系漂白剤…ハイターとかキッチンハイターとか業務用のピューラックス。これらは塩素濃度6%の製品です。ちなみに、キッチン泡ハイターはもともと塩素濃度が0.6%、強力カビハイターは0.5%なので、そのまま使ってもOKだそう。

■塩素濃度200ppmの消毒液(ハイターの例)


500mlのペットボトルに、ペットボトルのキャップ半分弱(2cc)を入れ、水を満タンに注いでキャップをしよく振ってできあがり。ちなみに、ペットボトルのキャップは概ね5cc。

■塩素濃度1,000ppmの消毒液(ハイターの例)

500mlのペットボトルに、ペットボトルのキャップ2杯(10cc)を入れ、水を満タンに注いでキャップをしよく振ってできあがり。

※必ずビニールやゴムの手袋をして、プラスチック製のじょうごを使う。できれば防護メガネも。
※金属は腐食の原因になる恐れがあるので注意。
ppmparts per million の略。1ppm = 0.0001%
※換気を十分に行う。
※手についたら、すぐに大量の流水で洗う。
※絶対にトイレ用洗剤など酸性の洗剤と混ぜない。
 
ところで、近年では消毒に微酸性電解水というものが注目されている。
東京ディズニーランドをはじめ、大手チェーンや森永乳業などで採用されはじめたそうだ。
また、カキなどの貝毒除去対策に日本発のウルトラファインバブルという技術が使われ、経済産業省も日本の新たな基幹産業に育てようと狙っている。
食中毒予防の意味でも、新しい技術に注目していきたい。

フリーマガジン「街角こんぱす」6月号にコラム

新潟県新発田市のフリーマガジン「街角こんぱす」6月号にコラムを寄稿。

テーマは「梅雨どきの洗濯」。


2014年5月17日土曜日

おやじの会 校内環境整備

全国的にブームが去った感のあるおやじの会だが、
新潟県新発田市の二葉小学校ではボチボチ活発。

おやじの会の発祥は、

1986年3月、東京都中野区立中野富士見中学校、(現中野区立南中野中学校)が起源と言われる。 当時は、いじめ事件で抗議や批判が殺到し、時のPTA会長が「学校は地域の核。学校を守りたい」と、周囲の父親たちに「おやじの会」の立ち上げを呼びかけ、発足した[1]。 PTAが母親を中心とした活動になりがちで、活動時間帯や形態が母親に特化してしまいがちなため、父親が参加しやすい形態として「おやじの会」が存在する。

という。

うちのおやじの会は11年目。
だいたいは、子どもが小学校を卒業すると引退ということになるそうだが、
OBの方々がいまも参加してくださるところが長続きに繫がっている。

そんなわけで、平成26年度の校内環境整備があった。
校長先生や教頭先生も応援に駆けつけてくださった。

テーマは、庭木の剪定と池の清掃。