忘れた頃にドバーっとでて、なかなか止まらない。
小学校の保健室の常連のようだ。
耳鼻科に行って、鼻の中を電気で血管を焼き潰したそうだが、
そこを指でほじくるもんだから、カサブタがすぐハゲる。
アレルギー性鼻炎があるということで、飲み薬と塗り薬をやっている。
赤ん坊のころアトピーもあったみたいだし、
喘息気味ともいわれているので「アレルギーマーチ」状態ではないか。
おかげで、ドッジボールの練習もお休み。
そこで、鼻血の対処法メモ(日本耳鼻科学会HP)。
まず落ち着かせること。
そして…
“どんなところからの出血も、血を止めるための原則は、出血している場所をおさえて止める圧迫止血法です。 鼻出血の場合は、キーゼルバッハ部位からの出血が多いので、鼻の穴から約1cm入ったところに小指の太さに固めた脱脂綿〈だっしめん〉やタバコ状にまいたティッシュをあわてずにゆっくり入れます。そして、小鼻を外側から指で少し強めに押さえて約10分間待つことです。血が多少にじんできても、脱脂綿やティッシュを途中で交換しないことが大切です。脱脂綿などがない時は、小鼻全体を親指と人差し指で強くつまんでください。
出血している場所を心臓より高くすると止まりやすいので、からだの位置は座った姿勢にし、のどにまわった血は飲みこまないで、外に出すようにします。顔を上向きにすると、血がのどに流れてせきこんだり、飲みこんで気持ちが悪くなり吐いてしまうこともあるので、顔はやや下向きにしましょう。洗面器などを受け皿にすれば周囲を汚さなくて済みます。横になった場合でも、あお向けにはならないようにしましょう。
このような処置をしても血が止まらない場合は、鼻の奥からの出血が考えられますのでできるだけ早く耳鼻咽喉科を受診してください。”
だいたい鼻の奥1センチくらいのキーゼルバッハ部位というところからでるそうだ。
ここを圧迫止血という理屈。
ティッシュなんかを詰めるのは、せっかく止まった毛細血管が傷ついてマズイらしい。
詰めるにしても、ワセリンなどを塗ってからがいいんだとか。
で、よく前頭部や鼻を冷やしたりする。
ネットでも、そういう対処法が多い。
冷やすことで、毛細血管が収縮し血流を遅くする…と。
でも、日本耳鼻科学会ではひと言も触れていない。
それは、あまり効果が期待できないから。
いわゆる都市伝説かおまじないw
あまり、効果は期待できません |
鼻血に関わる毛細血管は骨の奥にあって、
これを収縮させるには激しく冷やす必要があって辛い。
つまんで手軽に止血できるので。
ま、のぼせていたり、
他の要因で冷やすのはいっこうに差し支えないだろう。
なかなか鼻血が止まらない場合に考えられる悪いシナリオは…
動脈性…通常は静脈性なんだそうで、耳鼻科で確認
花粉症…アレルギー性
血小板減少症…風疹後によくある
白血病…血液の病気
あと、放射性物質由来のものもあるんだとか。
なんにしても、耳鼻科に通うのがベスト。