新発田市教育委員会や議会報告会に参加して質問された方がいる。
新発田市へもメールで質問され、その回答が公開されている。
新発田病院跡地の利用計画について Q. A. - 新発田市
たいへん見識のある要点を押さえた質問だが、
明確な回答がなされていない。説明会と同じだ。
この回答をみると、新発田市の一貫した姿勢が見て取れる。
①平成27年までにあくまでも統合計画によって耐震化率を100%にしたい
②それまで地震が起こり被害があった場合は想定外とする
③反対は説明不足のためであり、粘り強く理解を求めていく
いちばん危惧している現在進行形の危険については、答えないという方針のようだ。
市長および関係部局、市教育委員会の人事も一新されているので
対応の変化は期待できるのだろうか。
一般的に教育委員会は形骸化が指摘され、たとえば文科省・県教育委員会・県教育庁・各地域教育事務所および市の意向が強く反映されている場合が多いそうだ。
教育長にしても市役所人事では閑職との指摘もある。
だとすると、説明会でいくら訴えても時間の無駄かもしれない。
新発田の場合、構造的にどういう風になっているか調べてみる必要がある。
ちなみに、同じ新潟県でも十日町では…
「十日町市における望ましい小・中学校の在り方に関する方針」
http://www.city.tokamachi.niigata.jp/page/000006019.pdf
では、「中1ギャップ解消のための小中一貫校」「児童の減少予測、学校と地域との繋がり、地域住民の意思等を勘案すると、これ以下の規模もやむを得ないものとします。」など細かい配慮や説明が見られる。これは、よく練られた案だと思う。
とくに、地域との繋がりや地域住民の意思といった「地域の学校」という認識が文章になっているところがいい。
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