2011年4月25日月曜日

「黄金の3日間」について

新しいクラス編成の初日から3日間を「黄金の3日間」といっている団体があるそうだ。
たしかに、どんな組織でも初動は大切。
でも、ちょっと待て…。


初日!出合いの授業(授業記録より)秋田県/三浦 弘さん
http://www2.ocn.ne.jp/~boss/syonichi.htm

『(C)TOSS TWO-WAY  学級/学級崩壊を防ぐ技術 TOSS 大阪「風来坊」 石田 博一さん』
http://www1.ocn.ne.jp/~h-ishida/3kakann.htm

TOSS(トス:Teacher's Organization of Skill Sharing(教育技術法則化運動)の略)とは、向山洋一を代表とする、教師の教育技術についての方法(=指導法)を提唱する集団、及びその活動である。古くは「法則化」とも呼ばれていた。TOSSの組織や公開されている指導マニュアルについては、批判も存在する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/TOSS
批判とは、
TOSSと疑似科学の親和性は以前から批判があった[3]。これは、TOSSがEM(有用微生物群)についてその当初から環境教育として積極的に採り入れてきたことによる。そもそも、TOSS設立以前から向山はEMを積極的に環境教育に採り入れてその普及を図ってきた[4]が、そのEMの微生物群としての有機物分解能力の(他の土壌改良資材と比較して優れているわけでもない)有用性についてのみならばともかく、EMの開発者である比嘉照夫EM技術についての波動測定装置による有効性検証とするものや、「八〇〇度でも死なない」といった言葉までも無批判に信じて教育に採り入れている点が、疑似科学を教育現場に持ち込むものとして批判されたものである。


その後、「水からの伝言」への疑似科学批判のなかで、「水からの伝言」についての授業実践例がTOSSランドに登録され、TOSS関連書籍の中でも紹介されるなど[5]、TOSSの活動のなかで用いられ、そこからTOSS以外への教師へ広まっていったことが確認された[6]ことによって注目された。
これについて、
  • 疑似科学を授業に用いるべきではない
  • 二分法で『いい言葉』『悪い言葉』を分類するのは無理
  • 水の結晶に良い悪いを判断させるというのは、物事を形だけで判断するのは良くないという道徳と矛盾
と言った観点からの批判が相次ぎ、現在はTOSSランドから削除されている。しかし、そもそもTOSSはなぜ水からの伝言を用いた授業を登録したのか、なぜ削除に至ったのかといった経緯を明らかにしていないため、水からの伝言に係る誤解は放置されたままであり、依然として学校の授業において実践される事例が後を絶たない。
また、科学者の間では疑似科学であるとの評価が定着したゲーム脳もまたTOSSでは広く取り上げられ、関連書籍や雑誌で紹介されてきた[7][8][9][10]。 そして、ゲーム脳を扱ったコンテンツは2007年3月まで数件登録されたままであった[11]
加えて、前記のEMについて、TOSSランドに環境教育のサブカテゴリとしてEMを明示して多数のコンテンツを登録している[12]。こうしたことから、TOSSは疑似科学を排除したわけではなく現在でも拡大助長していると批判する人々は判断している。そのほか、疑似科学と一般に判断されているものでTOSSで扱われているものに脳内革命が挙げられる[13][14][15][16][17][18]。 これらの疑似科学は、主に道徳総合的学習において取りあげられる割合が高い。背景には、教師側に単純で判りやすい正解を求める傾向があり、科学的な検証を経ることなく、無批判、盲目的にTOSSの指導法を信じているものと考えられ[19]、TOSSが本来目指しているとされている「追試による指導法の発展」が、全く機能していないことを示す結果となっている。
なお、より厳しい批判としては、向山とTOSSが確信的なオカルティズムに基づいているとし、これを愚民教育であるとする意見もある。」(Wikipedia)


比嘉照夫さんについてはEM菌をめぐる人々という批判の記事もある。
ネットには、いろんな情報があるもんだ。
鵜呑みにするのは危ういか。

確かにイイことも言っているが、なるほどひとつの考え方(情報)として接してみたい。

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