2013年5月8日水曜日

海外のPTA活動

小学校のPTAの監事をさせていただくことになった。
出番は会計監査のときだけだそうで、申し訳ない。

で、どんなことをしているのか他の様子をながめているうちに、
日本と海外の違い(NHK世界まるごと質問箱)が面白かったのでチェック。

アメリカのPTA活動(アメリが留学と帰国後日記)
こちらのブログで紹介されている日本との違いが、

  • 父親の参加率が高い
  • ミーティングは平日であるものの、イベントは平日の夜とか土曜日
  • 昼間のミーティングに出られなくても、お金やモノなどで堂々と貢献できる

たとえば、夜や週末に行われるイベント…

  • ブックフェア―(本を買うと、収益の一部がPTAへ)
  • サイエンスフェア―(理科の自由研究発表)
  • インターナショナルナイト(国際交流)
  • タレントショー(特技などを披露する)
  • 本の読み聞かせを聞きに行く
  • アイスクリームフェア(アイスクリームを買うと、収益がPTAへ)

などに参加して、お金を使えばその収益はPTAに…という具合。

日本の場合、平日の夜は塾や習い事が詰まっていているようだし、
週末くらいは家族でゆっくりって感じで、PTAのイベントは極力やりたくないって感じもあるか。
そう考えると、新発田市立二葉小学校の「おやじの会」はアメリカチックかもしれない。

PTA活動は寄付金集め!日本とは違うアメリカの学校事情(CREA WEB)
アメリカは寄付金文化で、州の教育予算が少ないために保護者からあの手この手で寄付金を募るのだそう。集まった寄付金によって、ダンスの授業があったり、演劇の授業があったりと、学校ごとにカリキュラムまで変わるので、教育熱心なエリアほど、寄付金も集まりやすくなるんだとか。
子どもたちの遊具となる巨大なブロック「イマジネーションプレイグランド」なんてのも。

シアトル日本語補習学校PTAというシアトルの日本人コミュニティのPTAの活動もおもしろい。
古本市をやって学校にデジタル教科書を寄付してるんだそうだ。

フランス版PTA(私からの贈りもの)
こちらのブログ、フランスのPTAでは立候補が主流で、自己主張がスゴイそうだ。
派閥もできるってことで、ギョエ。
立候補するのは欧米系が多くて、アジア系が少ないって分かる気がするw

フランスのPTA(ima)
フランスではPTAの役員をすることが「誇り」なんだそうだ。
だから、自薦が多いんだろー。

会長ともなると、凄まじいリーダーシップと高い能力があるのだそうだ。

ニュージーランドの場合(リヴァイアさん、日々のわざ)
クライストチャーチのあたりでは、教師と保護者の相互学習という意味合いが強いそうだ。
この方によると、アメリカなどの寄付金集めのPTAは単なる保護者組織だと。

PTA(Wikipedia)
日本でも一風変わった試みをしている学校があるようだ。
世田谷区のように、PTAを家庭教育への支援と位置づけ教育委員会が委託金を各PTAへ渡して最低でも年4回の研修会を開催させたり、区のPTA連合体で研修を設ける自治体もある。
なお、杉並区立和田中学校藤原和博、代田昭久)のように、公立学校でもPTA自体を廃止し、地域のボランティアの住民でつくる「地域本部」に統合しようとする動きもある。
その一方で、PTAを本来のボランティア・生涯学習団体(社会教育関係団体)として捉え直し、サークル活動や、固定した定員を設けず参加希望者だけで活動する委員会(委員会とは呼ばず、広報ボランティア、家庭教育ボランティアなどと称する)での活動を、中心に据えるようになった単位PTAも存在する。

なるほどね。
うちの「おやじの会」が当時の校長先生の提案でできたように、偉い人や先生方の理解があって、ノリのいい保護者が大勢いれば、形はどうあれ有意義なものになるんだろう。

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