2013年5月5日日曜日

国際バカロレア資格

フジテレビの報道番組「新報道2001」のネタでマレーシアイスカンダル計画っていうのがあった。


2020年にイスラム圏初の先進国入りを目指すマレーシアは、クアラルンプールに次ぐ第2の都市であるジョホールバルで、シンガポールとの一体化を目指した大規模都市開発「イスカンダル計画」が進行させている。まるでバブル前夜の様相を呈しているそうだ。
マレーシア自体、日本の企業も注目していてヤマト運輸ワタミの例が紹介されていた。

そのジョホールバルは教育特区に指定され、イギリスの名門ボーディングスクールマルボロカレッジ」も誘致して、教育のハブも作られている。
ここを修了すると、国際バカロレア資格という海外の大学の受験資格を取得できるそうだ。

魅力ある学校をつくれば、人が集まり、次第に「街」ができるっていうことらしい。

日本からも、夫を日本に残して小学校前から母子留学している様子が紹介されていた。
教育のために移住する人も。
費用はマルボロカレッジで年間190万円程度、プラス生活費。
うまくいけば子どもを育てながら、住んでいる土地やコンドミニアムなどがどんどん値上がりしていくビジョンだろうか。
お金と情報がある人は、どんどん日本を出て行くんだなぁ~としみじみ。
これを格差っていうんだろうか…。


ま、日本でも今後200校を目標に対応する学校をつくるそうだけど。
そういえば「国際バカロレア資格:都立国際高が認定取得へ 公立で全国初」(毎日jpというニュースもあったな。


日本の小さな地方都市でもいち早く小学校から国際バカロレアのプログラムを取り入れれば、子育て世代が殺到するかもしれない。
現場の方々やお役所は「めんどくさいこと」「わからないこと」「リスクがあること」は敬遠されるから動かないんだろうし、上を見ればキリがないし、ともすると井の中の蛙のほうが実は得ってこともあるかもしれない。
でも、流れは国際教育(文部科学省)。
スピード感をもって取り組めたところが有利なんだろうなぁ。

ちなみに諸外国の学校情報(外務省)をみると、いろんな誘い文句がならんでるが、国際バカロレア資格がウリになっているところが結構ある。

なんにせよ、がんばって少しでも貯金しとかないと…。

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