2013年4月11日木曜日

PTAの広報委員になりました

長男坊が3年生になって、妻の指示を受けPTAの役員に。

役員は4年生からがタイヘンだ…という都市伝説があるせいか、

倍率が高かったが、ジャンケンで運良く広報委員に滑り込んだ。

ところがどっこい、うちの小学校が創立50周年にあたるため、若干仕事量が増えるとのこと。

広報では、創業50周年にちなんだ冊子みたいなものを作るのだそうだ。
気合を入れすぎると多分「和」を乱すので、おとなしくおとなしく。

と、小学校のホームページコンテストのことを思い出した。

J-KIDS大賞(全国の小学校ホームページのコンテスト)
http://www.j-kids.org/

2003年から2013年3月末で終了となった伝説のコンテスト。

なーんと、新潟県の新潟市立亀田東小学校が全国トップクラスの常連校で
昨年は経済産業大臣賞だったらしい。

ブログの更新も頑張っていて、地域の方々が参加していたり、生徒さんが委員会や係りごとに書いたり、顔写真なんかもビシバシ載っている。情報量が半端でない。

普通ならプライバシーがなんやかんや、負担がどうたらと、いつのまにか放置になることが多い学校のホームページで、これは凄い!生徒たちにとって、いい勉強になる。
小学生くらいからネットの基本的な勉強しといたほうが、将来役に立つはず。
ブログ荒らしや保護者からのクレームもないそうで、うらやましい。

ちなみに、新発田市立二葉小学校のホームページはコレ。


せっかく創立50周年なんだし、「理想の小学校ホームページとは」というJ-KIDS大賞のガイドラインやi-learn.jpという全国学校サイトの活性度を調査研究するページの検証に沿って、ちょっとリニューアルを提案してみたい衝動に駆られる。


問題になるのが、決定権を持っている偉い人々の認識。

だいたい国会のネット選挙の議論のように「そこまでやる必要はない」「コンプライアンスがとれない」「わからないからやらない」という感じの合言葉がでて、うやむやになっていくケースだろうなぁ。
1997年ころだったか、世田谷区立松丘小学校の6年生がホームページを作って海外の小学校などと交流したとき、世田谷区教育委員会から削除命令を受けたことがあったそうだ。このとき、ときの文部大臣やミュージシャンの坂本龍一氏など世界中からの支援で存続することができた。インターネットの勃興期で社会的な注目を浴びたらしい。
今となっては、理解がある偉い方も増えてきて、あそこまで問題視されることもないだろが、いまだ君子危うきに近寄らず…の偉い方も少なくないだろう。
さすがに、中学校までいくといろいろと面白いことを生徒が自発的にやることに、理解どころか応援している自治体も増えてきた。
たとえば、全国中学高校WEBコンテストはレベルの高いインターネット教育を実現している見本市のようなもの。総務省も教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン2013」を発表したし。
ま、親子が個人的にどんどんやる分には制約がないのかもだが、海外も含めて学校同士の交流となるとい、まだにハードルが高いのかもしれない。


いま、世界のトップクラスの大学はネットに注目しているそうで、オンライン講義が流行っている。

東大も足元に及ばないような世界の有名大学や有名教授もオンライン講義に参入していて、10代半ばから年配の方まで無料で受けられる。
これ、優秀な学生を奨学金を出して引っ張る網みたいなもんでもあるそうで、国籍や年齢に関係なくチャンスがあるんだとか。
とりあえずモノは試し、スタンフォード大学の「コーセラ」に登録してみた。
だいたい英語がわからないのに(笑)
レポートの提出期限があったり、テストがあったりと本格的。
内容は、その大学の講義とかわらないそうだ。
日本語字幕をつけようという運動もあるそうだが、いまのところ英語も一緒に勉強できるという利点もあるw
いまのところは、単位認定はしないそうだが、将来的には有料でビジネスモデル化するらしい。


こんなふうに、ネットの中は日進月歩。

小学校のホームページくらいでもたついてると、世界が遠のくような焦りが無きにしも非ずだなぁ。

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