2013年4月27日土曜日

ディベート

ジャーナリストの池上彰さんがネットでの露出を嫌い、
オフィシャルサイトやブログをやらないのは有名な話のようで、
理由が公式ファンサイトに載っていた。


“【日本語のブログは炎上する】
かつて筑紫哲也がウェブサイトを開いたことがありました。案の定いろいろな論客が議論をいどみました。高名なジャーナリストを論破することで自分の名声が上がるかもしれないと勘違いした、単なる議論好きのディベーターたちのコメントに、ひとつひとつ丁寧に答えていった筑紫はみるみる疲弊し、画面上でかたっぱしから負けていきました。あたりまえです。くだらない議論は時間とヒマをもてあました人が最終的に勝利宣言をして終わるからです。池上には同じ轍を踏んで欲しくない、ジャーナリストのサイトのあるべき姿を考え続けた杉江が出した結論が、このウェブサイトなのです。”


杉江さんは、池上彰さんのマネージャーみたいな方。
ジャーナリズムディベートは相入れないという見解は、もっともだ。

ディベートは、真実かどうか、有益かどうかは二の次で自らの主張を通すテクニック。
政治を志す人もビジネスで活躍したい人も大切なスキルのひとつといっていい。

ただ、筑紫哲也さんの例のように、
勝ち負けが前提になってしまうと、なんだかな~の世界になるかもしれない。

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