先日、新発田市に視察にお見えになった熱海市議の方が主催する
「新しい熱海を考える異業種交流会」にFacebookのご縁でお招きいただいたもの。
熱海は最盛期3万人の宿泊キャパがあったそうだが、いまでは1万人程度らしい。
人口は3万5千人ほど。
先般、熱海でいちばん有名な「大野屋」も民事再生法適用で経営が行き詰まった。
メインの大きいホテルは軒並み閉鎖され、熱海市自体の財政状況も厳しいとのこと。
地方はどこも大変だ。とくに観光地は節約志向の影響が顕著のようだ。
学生時代、西伊豆の堂ヶ島で海の家を運営していたので
熱海の輝いていた時代によく立ち寄ったものだが、現状を見るとやはり寂しい感じがした。
たいした事は言えないまでも、身近な事例をいくつかご紹介してきた。
おそらく、企画案はたくさんお持ちなのだろう。
きっかけづくりという感じだった。
この異業種交流会はたいへんな熱気があり、熱海市長をはじめ、
熱海ゆかりの芸能人・文化人・起業家にお話を直接うかがうことができた。
「食のイベント」で、さしあたり1,000人程度集客できればいいとおっしゃっていた。
で、2つほど簡単な企画書をお渡しした。
12月議会で議題にあげて検討するということだった。
地域を盛り上げようというイベントの類は、地元を思う熱い人たちがいてはじめて成功する。
そういう集団を見守り育てていくことが行政のお金の使いどころだろうと思う。
ただ予算を取ってイベント会社に丸投げしたら、ちょっともったいない気がする。
そんなこともお伝えした。ま、釈迦に説法。
新潟県観光担当の大野副知事に面会した際に
「イベントは打率3割」「イベントはイベント。それ以上でも以下でもない。」と語っていた。
なにはともあれ、是非とも「東洋のモナコ」復活劇を目撃したいと思っている。
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