2016年6月18日土曜日

PTA指導者研修会で使った資料

平成28年6月、新潟県のPTA指導者研修会の佐渡会場と下越会場で事例発表させていただいた。
資料は忘れないようにPTAのホームページに共有した。
これは尺をとるためにササッとつくったオープニング映像。(時間がなくてサイズ調整してない)

自分自身、たいへん勉強になった。
学校と地域の連携をいかにスムーズに、効果的にコーディネートできるか…PTAという枠組みが子ども起点で取り組む方向性が整理できたように思う。


ま、世界の国々でも社会全体で子どもを育んでいこうという課題解決の方向性は同じようで、G7教育大臣会合(倉敷市)でだされた倉敷宣言
We, furthermore, underline the need for shared understanding that education should be delivered in the framework of societies and should be open to, instead of being isolated from, societies and that societies themselves should be open and diverse, respecting all traditions and cultural values. We also acknowledge that education should help children and youth experience the effect of influencing and learning from society and recognize their individual roles and responsibilities within the society. We highlight the importance of sharing the view that the entire society fosters the next generation through education in close cooperation among education institutions, families, local communities and all relevant stakeholders.
さらに、我々は、教育は社会の枠組みの中で営まれ、社会と分断されるのではなく社会に開かれたものであると同時に、社会そのものがオープンかつ多様でありすべての伝統や文化的価値を尊重するものであるべきとの共通理解の必要性を強調する。子供や若者が社会生活に影響を与え、そこから学ぶ効果を経験することにより、社会における個々の役割や責任を自覚する重要性を認識する。そして、学校・家庭・地域や全ての関係者が緊密な連携を図り、次世代を担う子供は地域・社会全体で支え・育てていくという認識を共有する重要性を強調する。


前提として「貧困、若者の失業や社会経済的不平等、最近の国境を越える移民・難民 のかつてないほどの増大、一部の若者の間での暴力的な過激化・急進化等、根深い課題や新たな課題と対峙している。我々は、「社会的包摂」、「共通価値の尊重」を促進する上で、教育が重要な役割を果たすことができると信じる。誰ひとり排除せず、すべての人が最大限の可能性を発揮できるよう、社会を生き抜いていくために必要な力を培うとともに、社会形成や地方創生に積極的に貢献し、生きがいを感じることができるよう、教育がそうした社会への変革を支えていくことを我々は認識する。そして、生涯学習を通じた、すべての人に対する公平で質の高い教育の実現に向け、我々はあらゆる努力を尽くしていくことを約束する。」…とあった。ほんとだ。

日本の憲法教育基本法も読んでみないと。

ま、保育園・幼稚園・小中学校・高校から専門学校・大学…PTAに類する後援会組織の現状は、地域や関係者によっても温度差があるようで、基本的に他の地縁団体が抱えている根深い課題・新たな課題と重なるものがあるだろう。
欧米のように旧来の権威主義と個人主義・人権主義のせめぎあいもあるのかもしれない。いずれにせよ、子ども起点ではなくては、社会自体の持続可能性が担保されないだろう。

じゃあ、どうなれば子どもにとってベストなのか…フレンドリーでハッピーな地域の真ん中に学校があって、「社会的包摂」「共通価値の尊重」をみんなで共有できたら最高…という意味をもう少し勉強していきたい。

2016年4月27日水曜日

いい話…Tangible earth | Shinichi Takemura | TEDxKids@Chiyoda

2014/03/12に公開された竹村 真一先生のスピーチ。
平面の地図は時代遅れ 21世紀の世界地図「触れる地球」を竹村真一氏が提案
Tangible earth | Shinichi Takemura | TEDxKids@Chiyoda
グローバルって「球(グローブ)」が語源だったとは。
とても示唆に富む内容。

2016年2月28日日曜日

街角こんぱす3月号にコラム

新潟県新発田市のフリーマガジン3月号にコラムを執筆。
「せんたく屋のおやずィ」
テーマは『ネット宅配クリーニングのこと』
クリーニング業界の第3の波、ネット宅配クリーニング。
便利な反面、業界特有の課題も。
とくに、トラブルが起こった時のフォローが遠隔だとなかなか難しいということ。
しかも、元来クリーニング業者ではない商社系の資本が多く参入している実態がクレーム対応のトラブルを助長しているようだ。

『店舗型とは違います インターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブルにご注意!』(消費者庁)
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150305_1.html

そこで、全国の地域密着の小さなクリーニング店が連携して、ネットで受注できるシステムを運営することに。
時代の流れか…。

業界全体の総需要もピーク時の9000億円から3500億円にまで激減。
地元の小さなクリーニング屋さんは廃業も相次いでいる。
クリーニング業は労働集約型業種の典型で、コストを下げること=工程を減らすことであり、品質低下やトラブルに直結する。このため、技術が軽視される価格競争になれば小さな店はひとたまりまない。

まだまだ試行錯誤だが、全国に点在する確かな技術の小さいクリーニング店を存続させる意味でも頑張っていこうと考えている。


2016年2月2日火曜日

新潟県新発田市「広報しばた」にコメント掲載

新潟県新発田市では絶大なメディア「広報しばた」2月号の特集記事「『食の循環』のその先へ 儲かる『食』って何だろう?」の隅っこに食の循環によるまちづくり推進委員としてコメント(PDF)が載った。

新発田市立二葉小学校のPTA会長にならせていただき、新発田市PTA連合会の枠でこの委員に。

商売をしている方であれば当然の話だが、ブランド力っていうのは競争優位性を長期間維持してはじめて出てくるもので、そのモノやサービス…事業体自体が生活者に認め続けられないと消えていく。

税金で動いている自治体などにとっては、いちばん不得意な分野かもしれないが、若くて熱い担当者たちがスピード感をもってあたっている新発田市は、これから化けるかもw

ここは国勢調査ベースの人口はすでに10万人を割り込んだものの、減少率が改善し、消滅可能性都市ではなくなったそうだ。

応援できるところは、陰ながら。


2015年12月7日月曜日

街角こんぱす12月号にコラム

地元のフリーマガジン街角こんぱす12月号にコラムを執筆。
テーマはタオル。(p.28)
意外と深かったタオルのこと。今回は、いっつも文字数が多くてNGとなるクイズも掲載w

リカルド・セムラー(TED):(ほぼ)ルールなしで会社を経営する方法

リカルド・セムラー(TED)

(ほぼ)ルールなしで会社を経営する方法

TED


もし仕事があなたの人生を束縛しないとしたらどうでしょう?ブラジルで企業のCEOを務めるリカルド・セムラーは、過激な方法で企業の民主主義を実践しています。彼は取締役会から社員の休日の報告方法(そんなこと必要ないのです)まであらゆることを見直しました。それは社員の英知に報い、ワーク・ライフ・バランスを促進し、さらには仕事や人生とは本当はどうあるべきか深い洞察に導いてもくれるのです。おまけの質問をひとつ―もし学校もこんなふうだったら?


リカルド氏は給料も仕事の内容も時間も場所も社員自身で決めるスタイルの会社を30年間運営してきた。しかし、中には何をしていいのか分からないスタッフもいた。だから、学校もつくった。生徒にルールを決めてもらい、運営させる。300の必須項目を示して、それを年齢に縛られることなく習熟度別にクラス分けする。そうすると、いじめはもちろん、不良グループもできないそうだ。先生は高齢者。培った英知を活用し、アドバイザーとして考えさせる。「自己実現って?」「愛とは?」「人生とは?」「なぜ働くのか?」など普遍的なテーマだが、そのなかには必ず計算や音楽、その他のスキルが必要となる場面があり、その過程で必須項目が習得できるという。


ちなみにTEDっていうのは、Technology Entertainment Designの略称で、学術・エンターテインメント・デザインなど幅広い分野の専門家による講演会を主催している米国の非営利団体。1984年の設立以来、元米国大統領のビル・クリントン、ロックバンド・U2のボノ、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズなど第一線で活躍する世界の著名人を講師として招いている。2006年からは講演会の模様を動画アーカイブとして全世界に無料公開中。09年以降は、カリフォルニア州ロングビーチでの年1回の講演会のほか、TEDの精神を受け継いだ講演会をフランチャイズ形式により世界各地で開催している。日本でも開催されている。 https://www.ted.com/

2015年11月19日木曜日

新発田市立二葉小学校PTAが平成27年度優良PTA文部科学大臣表彰

前述のとおり、今年度PTA会長を務めさせていただいている新発田市立二葉小学校PTA平成27年度優良PTA文部科学大臣表彰をうけ、平成27年11月19日にニューオータニで開催された授賞式に参加してきた。
馳浩文部科学大臣も列席され、盛大なものだった。

これは各市区町村および政令指定都市から毎年おおむね3校の推薦があがり、その中から都道府県で精査して3校前後を推薦。そこから文部科学省が全国でも先進的あるいは特筆される実績として選定するという難関。新潟県新発田市では初の快挙となった。存在自体、知らなかったけれども。



実は文部科学省では数年前から地域連携というか地域が学校経営に主体的に参加するコミュニティスクール構想を推進してきた。コミュニティスクールとは…教育の基本方針・教育課程・学校予算などの承認権、教員人事に関する意見具申権などを持つ「地域と共にある学校」という感じ。

コミュニティ・スクールは、教職員・保護者・地域住民などから成る「学校運営協議会」が教育の基本方針・教育課程・学校予算などの承認権、教員人事に関する意見具申権などを持つ学校のことです。2005(平成17)年度からスタートしましたが、当初は全国で17校にすぎず、11(同23)年度でも789校しかありませんでした。ところが、2012(平成24)年度に1,183校と急増し、13(同25)年度も1,570校に伸びて、とうとう14(同26)年度には1,919校にまで増えました。急増の背景には、2011(平成23)年3月11日の東日本大震災の影響があります。震災で学校が住民の避難所として大きな役割を果たしたことから、「地域と共にある学校」が見直され、地域と学校の連携を図る方策としてコミュニティ・スクールが評価されたことが、急増の大きな要因と言えます。

コミュニティ・スクールの内訳を見ると、幼稚園94園(前年比32園増)、小学校1,240校(同212校増)、中学校565校(同102校増)、高校10校(同1校増)、特別支援学校10校(同2校増)となっています。コミュニティ・スクールを指定している教育委員会は4道県(前年度同数)、187市区町村(前年度比34市区町村増)で、このうち公立学校の全部をコミュニティ・スクールにしているのは東京都世田谷区など55市区町村です。また、京都市や岡山市など14市が40校以上の公立学校をコミュニティ・スクールにしています。
このようにコミュニティ・スクールは増加しているものの、公立学校をすべて、あるいはそのほとんどをコミュニティ・スクールに指定する自治体が多いため、全国的に見れば一部の市町村に偏っているのも事実です。しかし、今年度から教育委員会の判断で自由に土曜授業ができるようになり、地域・保護者・地元民間企業などと連携した学習活動が求められていることから、コミュニティ・スクールのさらなる拡大が期待されています。

ただ、コミュニティ・スクールの「学校運営協議会」は法的には大きな権限を持っているものの、実際は保護者や地域住民による学校支援などに重点を置いた「学校応援団」的な取り組みをしているところがほとんどです。逆に言えば、強い権限を持つ本来のコミュニティ・スクールは、日本の社会風土に合わなかったのかもしれません。その意味で、拡大とともにコミュニティ・スクールの理念も当初から大きく変質しつつあると言ってよいでしょう。(Benesse教育情報サイト)


このコミュニティスクール構想の「学校運営協議会」というのは、なかなかハードルが高いため枠組みだけで終わってしまう学校も。そんな背景の中、二葉小学校は日本の社会風土に適したこれからのコミュニティスクールとして評価されたのではないかと思う。なにより、地域の方のバックアップが強力。ほんとうに、感謝。

この表彰は「地域全体で子どもを育む」「子ども起点で学校・地域・保護者が共に生きることを学ぶ」というチャレンジに向けての新しいスタートと捉えている。