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2015年12月7日月曜日

リカルド・セムラー(TED):(ほぼ)ルールなしで会社を経営する方法

リカルド・セムラー(TED)

(ほぼ)ルールなしで会社を経営する方法

TED


もし仕事があなたの人生を束縛しないとしたらどうでしょう?ブラジルで企業のCEOを務めるリカルド・セムラーは、過激な方法で企業の民主主義を実践しています。彼は取締役会から社員の休日の報告方法(そんなこと必要ないのです)まであらゆることを見直しました。それは社員の英知に報い、ワーク・ライフ・バランスを促進し、さらには仕事や人生とは本当はどうあるべきか深い洞察に導いてもくれるのです。おまけの質問をひとつ―もし学校もこんなふうだったら?


リカルド氏は給料も仕事の内容も時間も場所も社員自身で決めるスタイルの会社を30年間運営してきた。しかし、中には何をしていいのか分からないスタッフもいた。だから、学校もつくった。生徒にルールを決めてもらい、運営させる。300の必須項目を示して、それを年齢に縛られることなく習熟度別にクラス分けする。そうすると、いじめはもちろん、不良グループもできないそうだ。先生は高齢者。培った英知を活用し、アドバイザーとして考えさせる。「自己実現って?」「愛とは?」「人生とは?」「なぜ働くのか?」など普遍的なテーマだが、そのなかには必ず計算や音楽、その他のスキルが必要となる場面があり、その過程で必須項目が習得できるという。


ちなみにTEDっていうのは、Technology Entertainment Designの略称で、学術・エンターテインメント・デザインなど幅広い分野の専門家による講演会を主催している米国の非営利団体。1984年の設立以来、元米国大統領のビル・クリントン、ロックバンド・U2のボノ、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズなど第一線で活躍する世界の著名人を講師として招いている。2006年からは講演会の模様を動画アーカイブとして全世界に無料公開中。09年以降は、カリフォルニア州ロングビーチでの年1回の講演会のほか、TEDの精神を受け継いだ講演会をフランチャイズ形式により世界各地で開催している。日本でも開催されている。 https://www.ted.com/

2012年6月22日金曜日

新潟の教育の昔

「季刊 情報文化」というサイトをみつけて、「地域と教育 -新潟、自学の系譜-」という記事を拝読した。

理論より実際を重視した越後「自学」の風土は、大倉喜八郎や大橋佐平など実業家輩出の背景ともなっている。「江戸の教育が明治に入って花開いた。明治20年ころまで新潟からの東京帝国大学入学者は全国で5本の指に入っていたんです」と、稲川明雄・前長岡市立図書館館長は語る。

新潟独自の、お上に頼らないムラ主体の「自学」という風土は興味深い。

「地域に密着した総合的学習の実践を積み重ねる一方、地域と一体となって、教育内容のバランスについて評価することが大切だ」と、学校運営にまで地域を巻き込む必要性を訴える。「愛国心」「愛郷心」などとことさらいわなくとも、地域に愛され、地域に鍛えられた子どもたちは、自然と地域に愛情を抱き、やがては次世代を育てる人材となるべく自覚をもって成長していくにちがいない。コミュニティー自体の崩壊がいわれるいま、それを実現することはたやすいことではないだろう。

地域と学校の有効な関わり方のヒントが、この辺にあるかもしれない。