2012年4月9日月曜日

国旗の掲揚方法

日の丸が日本の国旗だとすることに反対の意見もあるが、
一般的な国旗の掲揚方法というのは知っておいて損はない。

国旗掲揚方法(Weblio辞書)

掲揚方法

明文化されているわけではないが、国旗を掲揚する際には、国際的なプロトコール(慣習)が成立している[7][8]

一般的な慣習

  • 国旗が掲揚されるときは、自国、他国の国旗に関わらず、国旗に対して敬意を表す。(日本では起立脱帽し姿勢を正しくして国旗に注目して敬意を示すのが一般的である)
    • 起立、脱帽し(帽子は胸に当ててもよい)、直立不動で国旗に注目することが基本だが、地域によっては、右掌を左胸(心臓の位置)に当てて敬意を表すなどの習慣もある。
  • 国旗の掲揚は日の出から日没までとされているが、会社や学校などでは一日の節目に掲揚・収納するのが一般的である。
  • 破れたり、汚れた国旗は使用してはならない。(古くなった国旗の処分は非公開の場で焼却するのが良いとされる)。
  • 国旗を2枚掲げる場合は建物の内側から見て右側を上位とする。
    • 自国旗優先主義を取り、自国旗を上位に掲揚する国もある。(日本では外国旗に敬意を示し、外国旗を上位に掲揚するのが一般的)
    • 複数の国旗を掲揚する場合は内側から見て右側の国旗を最初に掲げて、収納する際は内側から見て右側の国旗は最後に収納する。
  • 雨天の場合は屋外に掲揚してはならない。
  • 三脚などで掲げる際は、国旗を地面に触れさせてはならない。
  • 自国の国旗(日の丸)を掲げる事なく外国旗だけを掲げない。
  • 旗竿に掲げる場合は、旗竿の最上部に接して掲揚しなければならない(半旗は除く)

複数の国旗を掲げる際の慣習

  • 複数の国旗を掲げる際は国旗の大きさは同一にして掲げる。
    • 但し、縦横の比率が異なる等で大きさが合わないならば、縦の長さか面積を合わせる。
    • 旗竿の高さ(長さでは無い)は同一にする。
  • 1本の旗竿に複数の国旗を併掲する事は、下段に掲げられた国は上段の国の属国扱いとする意味を持つので、この掲揚方法は重大なマナー違反であり、タブーとされている。
  • 団体旗などと併掲する場合は団体旗より国旗の方が大きく、なおかつ高い位置に掲げなければならない。(国旗より高い位置に掲揚したり、大きいものであってはならない)
    • 国旗と団体旗の2枚での併掲の場合は国旗を上位とする。
  • 3国以上の国旗を掲げる場合、建物の内側から見て右側から、 国連方式表記のアルファベット順に配列する。
    • 国の数が奇数の時は、自国の国旗(日の丸)を中心にして 外国旗を国連方式表記のアルファベット順に左右交互に配列する方法もある。
    • 国際連合旗については、1947年10月に決定された国際連合旗規定により「他の旗と共に掲揚する場合、他のいかなる旗も国際連合の旗よりも高い位置に掲揚されてはならず。また、旗の大きさも国際連合の旗より大きいものであってはならない。」と定められている。

半旗

国家的な人物の死去などの際、弔意を表すために国旗を旗竿の最上位より下に掲げる掲揚方法を半旗と言う。半旗を掲げる場合は半旗だとはっきり判るように掲げなければならない。また、半旗を掲げる際は、一旦旗竿の最上部まで上げた後に半旗にする。 収納の際には、一旦最上部まで上げてから収納する。構造上の関係で半旗にできない場合は竿頭を黒布で覆うやり方で弔意を示す弔旗にする方法もある。(日本では国旗球を黒布で覆い、日の丸の長辺と同じくらいの黒布を旗の上部に付けて掲げる)
ただし、サウジアラビアの国旗は半旗にすることが法律で禁じられている。
日の出から日没までってところと、汚れた国旗は使わないってところ…注意しよっとw

0 件のコメント:

コメントを投稿